構造の計算問題で使う公式です。
降伏モーメント
降伏モーメント
My=Z・σy
断面係数×降伏応力度
断面係数
長方形断面の断面係数Z=bh2/6
円形断面の断面係数Z=πD3/32
全塑性モーメント
全塑性モーメント
Mp=Zp・σy
塑性断面係数×降伏応力度
塑性断面係数
長方形断面の塑性断面係数Zp=bh2/4
円形断面の塑性断面係数Zp=D3/6
利用case【降伏モーメント・全塑性モーメント】
降伏荷重と崩壊荷重の比を求める問題で利用できます。
曲げモーメントが最大又は、塑性ヒンジが発生する位置でこれらの公式を使うと、公式の中身である部材幅bとせいh、降伏応力度σyが共通項となります。
結果として、降伏荷重と崩壊荷重の比を求めることができる問題があります。
断面二次モーメント
長方形断面の断面二次モーメントI=bh3/12
円断面の断面二次モーメントI=πD4/64
水平剛性
柱頭柱脚固定の水平剛性12EI/h3
柱脚ピンの水平剛性3EI/h3
利用case【水平剛性】
1本の柱が負担するせん断力を水平剛性の比から求めることができます。
参考書籍
【建築士試験対策に。効率よく学べるお勧め教材はこちら】