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【1級建築(電気・管)施工管理技士】施工系資格出題内容

この記事では、建築の施工系資格について、3種類、出題内容の特徴を解説しています。

出題内容について、施工や設計の仕事で関わる場面についても解説していますので、これから学習をされる方は参考にご覧ください。

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1級建築施工管理技士

建築の施工は、1次、2次共、管理項目、法規、工程管理などについて出題されます。

法規

法規は、確認申請から、建設業法、廃棄物に絡む内容などが出題されています。

例えば、リサイクルにかかる資材である指定副産物には、コンクリート塊が含まれるという内容の問題が出題されています。

これは、施工だけでなく、設計業務の中でも積算、見積依頼をする際に関わる機会があります。

工程管理

工程管理は、工程表が与えられ、開始時期が不適切な工事を指摘するという問題などが出題されています。

その際は、工程表の作成経験があると、防水工事、タイル張期間、それが終えるまで足場が必要、その後撤去というように順次考えていくことができると思います。

工程表も施工前、設計業務段階から計画を行います。

その際は、屋上防水の工程などは、面積当たりで概ねの日数を立てて計画を行うこともありました。

1級電気工事施工管理技士

電気の試験は、配線にからむ問題など難易度が高いものも出題されています。

業務と馴染みが深い内容としては、煙感知器の設置位置に関する問題が出題されています。

煙感知器は、煙感連動の防火シャッターや、SFDのために設置します。

試験では、間接的に、天井高さの高い位置に設置することを問う問題などが出題されています。

1級管工事施工管理技士

1級管工事施工管理技士は、給排水、空調といった分野から出題される試験です。

出題例は、機械排煙に関する問題です。

機械排煙は、一定規模以上の店舗や事務所、駐車場などに設置されます。

例えば、2以上の防煙区画を対象とする場合、排煙風量は、120㎥/min以上で、かつ最大防煙区画面積の床面積1㎡につき「1㎥/min以上」とするという問題が出題されています。

回答としては、誤りで、2以上の防煙区画を受け持つ排煙機械は、上記「1㎥/min以上」を「2㎥/min以上」に置き換える必要があります。

なお、現場では十分な風量が基本的に確保さており、煙を上げて試験を行うと、勢いよく排出されていきます。

まとめとしては、

3試験共、施工、法規などの範囲から出題され、業務では最終的には消防、完了検査、引き渡のために必要な内容です。

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