ゼネコン、確認審査などの建築の業界を中心にハラスメントの傾向がどう違うのかまとめていきます。
共通すること
資料をチェックして問い詰める。
上の人間が下の人間に、こうでもない、何でこうするかということを長時間に渡り、問い詰めること。
ゼネコンでは、資料を確認するなり、「これ何」「これ何」と、連呼するようなことが発生。
話はエスカレートし時間は30分から長い時で、残業時間の1時間以上にわたります。
基本的には帰宅するまでなおも色々と付きまとわれます。
帰宅は残業を当たり前に働いてきた文化があり追い打ちの条件が揃います。
こうしたところは、結局は外部の審査などから見ても対応しづらい、したくないという話を耳にします。
理由は、意匠設計担当者と他の設計担当者との調整や、関連取引先となる例えば省エネ計算会社との連携、歯車が噛み合っていないことなど色々考えられます。
一方の審査でも、上の人間が離れた打ち合わせ席を用意しては問い詰めを行うということが見られます。
当事者がゼネコン出身者ということも多少は関係あるのかもしれません。
周囲に人目はあるが、離れた席をセッティングして長時間に渡るというところまでも共通した内容です。
以上が共通して見られた慣習のごく一部です。
審査でのハラスメント
大げさに仕立てる①通報ハラスメント
審査では、やり方、手口としては、ある日突然、クレームを仕立てあげられることです。
例えば、「申請者から誰誰にある日突然クレームが来ている。」と社内通報をすることで騒ぎたてられます。
実際申請者と対話すると通報者を含め色々なことを言われて対応がわからなかった。
などと事実内容が異なってくるのですが、こうした通報者にによって大袈裟に仕立てられることは止む気配がないのが実情です。
以上があくまで建築業界の例です。
職場は現在人手が少なくなっています。
今後は今以上に職場のハラスメントの傾向ごとに対処する方向に動いていくかもしれません。
