初めてMacのパソコンを買う場合、スペックをどうするかが購入前に迷うことの一つです。
スペックとは、applestoreでMacを購入しようとすると、基本性能に対してどれくらい上げるか選択して購入できるようになっているものです。
この記事では、MacBook Pro16インチを例に、選択できるスペックの中から、プロセッサ、メモリ、ストレージについて解説しています。
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- プロセッサ(CPU)【デスクトップパソコンと比較】
・コア数 - メモリ【作業性、速度に関わる】
- ストレージ【オンラインストレージとの併用も選択肢】
- メモリとストレージの違い
- まとめ
- プロセッサ(CPU)【デスクトップパソコンと比較】
1.プロセッサ(CPU)【デスクトップパソコンと比較】
CPUは人間に例えられていて、コンピュータではプログラムの制御や演算を行っています。
CPUの性能は処理速度で表されています。
macbook pro16インチは基本スペックで2.3GHzとあります。
100Hzの場合、1秒間に100回となりますので、1秒間に23億回~48億回の命令が実行されるスペックです。
対して、同じインテル社のcore i7プロセッサーが搭載されたHPのデスクトップパソコンでは、一秒間に30億回~47億回の命令が実行されるスペックです。
コア数
CPUの数をコア数といいます。
mac book pro16インチでは、8つのCPUが1つにパッケージ化されています。
HPデスクトップパソコンも8つのCPUが搭載されています。
CPUについてデスクトップパソコンと比較してみましたが、基本スペックでもデスクトップパソコンと同等以上のスペックがあることがわかると思います。
2.メモリ【作業性・速度に関わる】
メモリは、サイトやソフトを画面上に並べる作業机に例えられています。
作業スペースが大きいほど、処理速度が速く作業性を上げることができます。
メモリが4GB程度のパソコンの場合、後々、画像編集ソフトなどを動かすと一つ一つの動作が鈍くなり、買い替えも仕方ないというようなことがあります。
更に動画編集などをする場合、16GB以上はあると安心して作業しやすく、4K編集では32GB以上がなお理想とされているようです。
3.ストレージ【オンラインストレージとの併用も選択肢】
Mac book pro16インチのSSDストレージは、フルスペックの8TBにすると高額になります。
ストレージはデータの保存場所であり、処理速度や作業性と密に関わるのはCPUと直接やり取りをするメモリです。
対応として、
分割払いも含め可能な範囲でスペックを上げる。
ストレージの容量はある程度確保しつつ、googleドライブやDropboxなどのオンラインストレージと併用するという方法があります。
以下がDropboxを個人で利用する場合の有料のプランです。
Dropbox
個人向け
月額料金プラン/容量
1,200円(Plus)/2TB・優先メールサポート
2,000円(Professional)/3TB・優先メールサポート・ライブチャット サポート
URL:https://www.dropbox.com/plans?trigger=homepagefoot
ソースネクストからの購入
月額料金プラン
800円/月(Plus)/2TBの3年版
URL:https://www.sourcenext.com/product/dropbox/?i=gt_card
クラウド利用はデータ損失の心配が少なく安心して作業に取り組めます。
4.メモリとストレージの違い
メモリとストレージの共通点は、どちらも記憶装置に該当することです。
異なる点は、メモリは記憶装置の中で唯一、CPUからの制御、演算といった命令を直接受ける場所であるということです。
対してストレージは、CPUとは直接やりとりをせず、データのやり取りはメモリに移してそこからCPUとのやり取りが行われています。
例えると、まずストレージ(本棚)から机(メモリ)に取り出す。
それから人(CPU)が机上(メモリ)で作業(プログラムの実行)をするという流れです。
Macのストレージには、SSDが用いられていますが、ハードディスクやフラッシュメモリもストレージの一種です。
5.まとめ
MacBook Pro16インチの性能を以下にまとめました。
- CPUとメモリは、処理速度、作業性に関わる。標準スペックでもデスクトップパソコンと同等以上。
- ストレージは8TBまで選べる。オンラインストレージの併用も選択肢にあり。