建築の職場の日常を確認審査の仕事目線でまとめました。
確認審査を行政の引継ぎ仕事ということから伝統主義型のタイプに分け、設計・施工・監査というものとの関わりをまとめています。
- 設計・施工、メーカーとの違いは?
- 職種を少しずらすとどんな違いがあるのか。
参考にご覧ください。
確認審査~法規・ルールを扱う仕事
日常を通して建築関連の法律を扱うため、法律に詳しくなる。
製作からみの業界にいながら、能動的な人との調整は少ない部類に入る。
多数の案件を短期的ターンで扱うため、仕事の経験スピードが高い。
在宅ワークも取り入れられており働き方の自由度がある。
個人のスキルで業務の効率化の工夫の余地がある。
人手が少なく案件が過大になる。
これはチェックしているのかと同僚によっては、何度も聞かれることがあり対応に追われることがある。
設計担当・現場からは質疑にない、言われたことがない、まだ消防に送っていないのかなどの催促、クレームがあがる。
設計・施工と同じく、こちらも公共機関等第三者の監査を受けるため、監査を気にしながら仕事を進めてきた文化がある。
約款等で審査結果の監査、委員会等に報告する場が設けられ、最終的に指定を受けた行政へ伝達するため。
適切な審査内容を報告しないと、報告の場で昔ながら即、問い詰めから入る、そんな場もある。
監査は、不足していることを指摘していく場であるため、監査者からは「不足していた」と誘導される可能性がある。
適切な報告だけしないといけないという圧力、沢山の根拠を揃えるため、審査から設計の各層まで仕事が増えるきっかけになる。(根拠が揃うと問題にはならない)
案件数過大により日常の仕事時間に一人で詳しく調べるような時間はとりにくい。(メンバー・グループで補われることもある)
週ごとにどんどん新規案件をこなし時間はあっという間にたつ。
まとめ
法律に詳しくなり、短期的に仕事の経験値を高めたい、残業を少なくしたい。
という方には相応しいと思います。
審査業務には知識を活用しての仕事が多いため、資格の取得が大切です。【仕事で役に立つ】
【スクールを利用することで早めに取得】
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