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【完了検査】省エネ検査 | 円滑な検査 | 検査=stress?

設備の省エネの検査はどうやるの?

ストレス無く検査を終えるためには?

こんな疑問を解決するため、省エネ検査の概要を解説します。

省エネ検査の手順

省エネ検査は、通常、建物の完了検査を行う際に一緒に行われています。

なお、完了検査は、現地に関係者が集まり、書類や目視確認を取りながら行われています。

1.用意する書類。

設計、施工者:【納入した機器が分かる書類の準備】現場に納入した設備機器の納入仕様書などを用意します。

検査員:省エネ計算の結果表を用意。

検査員は、表に書かれた機器の能力が、納入仕様書と整合しているかチェックします。

チェックが終われば、

2.現場確認

にうつるのが一般的な流れです。

言い換えると、省エネ計算を行い、規定値をクリアした機器が、実際に納入され、取り付けられているかを確認するというのが全体の流れです。

なお、状況により順番が前後することや、現場確認が中心となることもあります。

設計、施工者側は、省エネ工事監理状況報告書も用意し、検査の際に提出します。

ストレス無く検査を終えるためには?

省エネ検査は、建築関係者、設備関係者が入り混じるため、検査の場や、後から社内で不満が発生、生じることがあります。

例えば、納入仕様書がないと、1のステップが行えないため、検査が行き詰まることがあります。

その場合、2.現場での直接確認にうつり、機器が実際に取り付けられているか、確認を行うことになります。

機器には、品番、能力が書かれた銘板が貼り付けられているため、そちらで直接確認をします。

ただ、後々、それでもちゃんと検査をしているのかと、もちろん検査員によりますが、ストレスがかかるケースなどが発生しています。

まとめ

検査に行ったけど、資料が用意されてない。

資料が無いため、当日可能な最低限のこととして現場確認を行ったが、ちゃんと検査をしているのかと社内でクレームを受けた。

検査を順調に終えることができない場合の一例です。

省エネ検査は、規模などにより他のパターンも想定できますが、建物の完了検査、建築材料の省エネ検査を行う建築関係者+設備機器などの省エネ検査を行う設備関係者によって行われます。

一方、現場側も建築、設備関係者が、上記の様な書類などを準備することで行われます。

省エネ検査は、机上で行われた省エネ審査をクリアした後の、最終段階の現場でのチェックです。

万全な状態での検査に努めたいものです。

【法規・設備編】

基準法:設備・防火対策の記事です。

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【Building Standard Law of Japan】 Q&A

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