身の周りの物、書類、本を整理したいがなかなか片付けることができない。
こうした問題の原因と解決方法について紹介しています。
▷取り出したい物が取り出せることをまず目標におく 習慣の確立のため
▷物で溢れることのデメリット
▷書類・本を減らす手順
▷ScanSnap機能
取り出したいものが取り出せることをまず目標におく 習慣の確立のため
物を減らすことは、取り出したい物がすぐに取り出せるようになり、仕事、勉強等の効率をあげると言われています。
それに加え、物が溢れていた時とは違い、新しい習慣を確立[ルーティン化]することにも寄与してくれるといいます。
一例として、部屋の片付けを定期的にする習慣が身についた。
朝日を部屋に取り入れてリラックスする余裕が生まれた。
等があげられます。
こうした習慣が生まれる背景は、物が少ないからこそ、これまでと違い少ない労力で動くことができ、自分自身で意図した行動を実現しやすくなったためと言われています。
物で溢れることのデメリット
人間は物が視界に入るだけで、脳内には情報を処理する習性があるとされています。
例えば、自宅で勉強をしている際、溢れた物が視界に入るとします。
すると脳内には片付けなければいけない、等と様々な思考がめぐることになります。
自宅では外的な要因よりもこうした内的な要因が多いことが、思うように作業に集中できないことが多い要因と考えられています。
1ルーム等の部屋の場合、一部屋に本棚、家具等が詰め込まれるケースもあります。
こうした場合、物一つ一つが集中力を遮る要因になりうることも留めておく必要があります。
書類・本を減らす手順
書籍等は、データとして残してから、処分するという手順が紹介されています。
この手順に沿わないと次のように挫折する場合も考えられます。
まず整理しようと意思を持つ。
処分し始める内に捨てて後悔しないか迷い挫折。
人は一度何かをしようと決めたとしても、それを続けることは難しいこととされています。
これに勝ろうとするよりも行動、環境のような外的な要因から変えた方が上手くいくとされることもある程です。
書類、本が片付けられない場合であればデータ化し、いつでも見返せるようにすることで解決ができるというのです。
ScanSnap機能 見開き本・資料まで短期間でデータ化
通常のプリンター付属のスキャンとの違いは、スピードです。
書類、本関係のデータ化には、ScanSnapを活用すると、見開き1ページ当たり3秒程度で済ませることができます。
小型な機器ながら、スキャンサイズはA3まで対応しています。
プリンタードライバーに該当するスキャン結果の補正を行うアプリと、利用しているパソコン等へ保存するためのソフトをインストールすることで利用できます。
再生紙等を利用した本で、室内環境の影響等により、色あいがうまく反映されない場合は、グレースキャン、モノクロスキャンを利用することで対応できます。
厚みが分厚い本は、裁断しスキャンすることでより明確に写しとれるようになります。
裁断し、スキャンしたものから片付けていくことができますので、何よりも整理に手間取っていた分厚い本も徐々に片付けていくことできます。
物を減らし、必要な情報を取り出しやすくするために活用したいアイテムです。